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名称 右馬允さんの杉 (うまのじょうさんのすぎ) 名称の典拠 天然記念物指定名称 樹種 スギ 樹高 不明 目通り幹囲 5.3m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 熊本県阿蘇市小里(注2) 〃 3次メッシュコード 4931−30−74 〃 緯度・経度 北緯32度58分42.2秒 東経131度03分08.4秒 阿蘇市指定天然記念物(1977年1月20日指定) 撮影年月日 2011年8月4日 注2)2005年2月11日、阿蘇郡内の2町1村が合併して阿蘇市誕生。旧行政区は阿蘇郡阿蘇町 阿蘇内牧温泉の東の山裾に湯山温泉があり、そのすぐ南、阿蘇山を望む位置に、加藤右馬允可重(かとううまのじょうよししげ)の墓がある。 天文13年(1544)近江国(現滋賀県)に生まれ、はじめは片岡姓を名乗って北畠氏の家臣であったが、先祖が加藤清正と同祖であったため、のち清正の家臣となるに至って加藤姓を名乗るようになった。(現地の案内板より) 熊本城主となった清正に従い、可重は7万5千石を給せられ、当地内牧城をあずかる城代となった。今も「右馬允さん」と親しまれているのは、その時代に領民の信頼を得ることが出来たからだろう。 その墓の近くに2本の大スギがあった。人々は「右馬允さんの杉」と呼んで大切にしていた。 ところが、平成3年(1991)9月27日、阿蘇地方を猛烈な風台風19号が襲い、大きい方の1本を倒してしまった。(現在も切株が残っている) 残念なことだ。 幸い、若い方の1本は残った。 それがこの大杉である。 |
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