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名称 浮島神社の大欅 (うきしまじんじゃのおおけやき) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 ケヤキ 樹高 27m(注2) 目通り幹囲 7.2m(注2) 推定樹齢 600年(注2) 所在地の地名 福島県本宮市白岩字宮ノ下(注3) 〃 3次メッシュコード 5640−13−97 〃 緯度・経度 北緯37度29分47.3秒 東経140度27分39.1秒 本宮市指定天然記念物(1985年4月1日指定) 撮影年月日 2020年8月6日 注2)上記案内板による 注3)2007年1月1日、本宮市誕生。旧行政区は安達郡白沢村 本宮市東部、白沢中学校から直線距離で南東に1.3kmほどのところに浮島神社が鎮座する。 本宮市教育委員会が設置した案内板によると、ここに白岩村が開村した当時に勧請されたと考えられているようで、かつては金連大明神と呼ばれていたらしい。明治2年(1869)、浮島神社に改称。 拝殿に向かって左側に神楽殿がある。ここで年3回、太々神楽が奉納されるらしい。長い伝統を受け継ぐ神楽で、昭和の戦乱期にも途切れることがなかったという(「郡青ひなた」による)。昭和52年(1977)7月5日に「白岩の太々神楽」として福島県から重要無形民俗文化財指定を受けている。 正面参道を上り切ったところに、数本の大ケヤキが立つ。そのうち右端に立つ個体がもっとも大きく本宮市から文化財(天然記念物)指定を受けている。 立ち上がってすぐに複数幹に分かれるタイプで、そのうちいくつかの大きな幹を失っている。そのため、美しい樹形とは言えないが、根元に立つと、他のケヤキにはない巨大感を感ずる。 支幹がすべて揃っていたときは、さぞかし立派な大ケヤキだったことだろう。 |
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