ページタイトル:浮嶽神社のイチョウ ロゴ:人里の巨木たち

画像:浮嶽神社のイチョウ(幹と並ぶ) 名称 浮嶽神社のイチョウ
    (うきだけじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 不明
目通り幹囲 6.4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福岡県糸島市二丈吉井(久安寺)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5030−10−76
 〃 緯度・経度 北緯33度28分56.9秒
           東経130度04分44.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年4月2日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2010年1月1日、1市2町が合併して糸島市誕生。旧行政区は糸島郡二丈町





 佐賀・福岡県境に聳える浮嶽(うきだけ、805m)の北西麓に久安寺(きゅあじ)集落がある。
 天正(1573〜93)の頃までここにあった久安寺(きゅうあんじ)の名前を引き継いだ集落で、寺の跡地に浮嶽神社が鎮座している。
 狛犬の代わりに(?)、恵比寿さんと大黒さんの像があるのが珍しい。いずれもお神楽に登場するような剽軽な表情で、上目遣いに笑っている。明治維新百年記念に設置されたようである。
 大イチョウは鳥居の近く。
 複数幹から成る大イチョウだが、幹のいくつかは途中で切られている。
 しかし、根元回りは力強く、生長する根が石塔を抱え込んで傾けている。小枝の様子を見る限りでは、樹勢も悪くなさそうだ。
 なお、浮嶽神社には久安寺時代の平安仏3体が残されていて、いずれも国の重要文化財に指定されている。(拝観には事前連絡が必要)
ボタン:福岡県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る