ページタイトル:熊野宮のナシノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:熊野宮のナシノキ 名称 熊野宮のナシノキ (くまのみやのなしのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ミチノクナシ
樹高 14m(注2)
目通り幹囲 3.7m(注2)
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 長野県下高井郡山ノ内町夜間瀬(宇木)
 〃 3次メッシュコード 5538−13−21
 〃 緯度・経度 北緯36度46分13.0秒
           東経138度23分47.0秒
山ノ内町指定天然記念物(1974年5月3日指定)
撮影年月日 2015年10月12日

注1)山ノ内町教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)「信州の文化財検索」による





 名桜「宇木のエドヒガン(千歳桜)」から南へ600mほど。リンゴ畑に囲まれて熊野宮がある。
 ただし、簡素な鳥居と小さな石祠があるだけの小さなお宮さんなので、神社を探すよりむしろ「少し大きめの画像」に見えるスギを探すつもりの方が見つけやすいかも知れない。もちろん案内表示の類もない。(私は地元の方から熊野宮の位置を教えていただいた)
 根元をすっかり草に覆われて、ナシの古木が立っていた。神木とされているようだ。
 樹種はミチノクナシ(=イワテヤマナシ)の変種であるアオナシだという。どんな実をつけるのか見たかったが、残念ながら見つけられなかった。
 中央幹はとうに失われ、内部はがらんどう。今は数本の横枝に生命の全てがかかっている状態。
 幸い、残された部分は元気が良さそうだ。
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