名称　上牧のムクノキ　（うえまきのむくのき） 名称の典拠　なし 樹種　ムクノキ 樹高　１８ｍ（注1） 目通り幹囲　５．３ｍ（注1） 推定樹齢　３００年以上（注2） 所在地の地名　兵庫県丹波市市島町上牧（注3） 　〃　３次メッシュコード　５２３５−６１−３３ 　〃　緯度・経度　北緯３５度１２分０５．５秒 　　　　　　　　　　　東経１３５度０９分４９．９秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０１５年７月２６日 注1）環境省巨樹データベース（２０００年フォローアップ調査）による 注2）環境庁「日本の巨樹･巨木林 近畿版」による 注3）２００４年１１月１日、氷上郡内６町が合併して丹波市誕生。旧行政区は氷上郡市島町 　鴨庄小学校の北約４００ｍ。集落内の生活道路の脇に立つムクノキ。 　左図に見える建物の中を覗くと、阿弥陀定印を結んで結跏趺坐する金色の如来像が見えた。しかし、その手前には薬師如来の真言が記されている。像容は阿弥陀如来なのだが、手に薬壷を乗せていることから推測すると、当地では薬師如来とされているのだろう。 　御堂の正面から見ると、ムクノキは、如来像の背後に立つことになる。 　また、それとは別に、根元には小さな祠もある。こちらは何を祀っているのだろうか。 　いずれにしろ、立地の様子からは、幹に注連縄などないが、神木同様の気持ちで大切にされてきたことが窺われるように思う。