ページタイトル:植木野天神のムクノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:植木野天神のムクノキ(幹と並ぶ) 名称 植木野天神のムクノキ
    (うえきのてんじんのむくのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 兵庫県姫路市安富町植木野(注4)
 〃 3次メッシュコード 5234−34−57
 〃 緯度・経度 北緯34度57分53.4秒
           東経134度35分11.1秒
兵庫県指定天然記念物(1974年3月22日指定)
撮影年月日 2015年7月23日

注1)2011年1月に「安富中学校区地域夢プラン実行委員会」が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)姫路市公式ウェブサイト中の文化財紹介ページによる
注4)2006年3月27日、姫路市に合併。旧行政区は宍粟郡安富町





 植木野(現在は安富町植木野)は、揖保川(いぼがわ)本流の東を南下する支流林田川(はやしだがわ)左岸の集落。中国自動車道安富パーキング・エリアからは、直線距離で南西に2.5kmほど。
 集落の中央付近、家々と耕地の境を走る道路沿いに天満神社がある。地元では植木野天神と呼び慣わされているようだ。
 境内に大きなムクノキが立っている。
 地上3mほどで主幹を失い、背は低いが、数本の大枝を長く伸ばしている。横に伸びた枝には支えもある。
 三脚に大きな望遠レンズをつけたカメラを置いて、愛鳥家が二人談笑しておられた。
 つがいのアオバズクが住み着いているらしい。
 残念ながら、姿を見せてくれたのは、そのうち1羽だけ。しかも、高い梢にとまって、目をつぶったままじっとしている。
 さっきからずっとこうだったらしく、せっかくの望遠レンズもこれでは絵にならず、開店休業。それで、談笑しておられたのだった。
 おかげで、しばしばアオバズクがこの木に営巣することを知った。
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