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名称 上畠神明宮の大杉
(うえばたけしんめいぐうのおおすぎ)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 8.6m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 富山県南砺市利賀村上畠(注2)
〃 3次メッシュコード 5437−50−11
〃 緯度・経度 北緯36度26分02秒
東経137度00分51秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2003年5月17日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)平成16年(2004)11月1日、8町村が合併して南砺市誕生。旧行政区は東礪波郡利賀村
上畠集落の中を縫って高度が高い方に移動してゆくと、集落のはずれあたりに神明宮がある。
大杉は、境内を流れる小さな川のほとりに立っている。水平な境内面の端。その先は急斜面で小川の谷に落ちている。
姿は明らかに立山杉(ウラスギ)である。
地際から分かれた幹の1本が枯れて無くなって、その跡がぽっかりと空いている。今のところは腐朽が進んでいるようにも見えないが、このままにしておいても大丈夫なのだろうか。
いくら巨木とはいえ、いずれは朽ち果てて死ぬ運命にある。「それが自然の摂理というものだ」という考えもわからぬではないが、日本からこれだけ巨木が少なくなってしまった今、やはり多少の特別扱いは必要ではなかろうか。
※富山県在住のHさんから、このスギが伐採されたとのメールをいただいた(情報に感謝)。ネット上を調べてみると、地上4mほどで切断された写真が見つかった。この姿ではもう生きてはいまい。切断された理由は不明だが、残念な事である。(2020/01/11追記) |
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