ページタイトル:烏止野神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:烏止野神社のクスノキ 名称 烏止野神社のクスノキ
    (うどのじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 三重県南牟婁郡紀宝町鵜殿(注2)
 〃 3次メッシュコード 5036−40−70
 〃 緯度・経度 北緯33度44分02.9秒
           東経136度00分14.2秒
紀宝町指定天然記念物(1974年2月1日指定)
撮影年月日 2009年6月13日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)2006年1月10日、紀宝町に合併。旧行政区は南牟婁郡鵜殿村





 合併前の旧鵜殿村は、三重県最南端。熊野川(新宮川)左岸側河口にあり、鵜殿村に入ったかと思うと、せいぜい3kmも走れば村を抜けてしまう。そんな小さな村だった。
 村内の最高峰である標高110mほどの小山(名称不詳)の東麓に、烏止野神社が鎮座している。
 昭和49年(1974)、「自然度が消滅しつつあるこの地域の、かつての自然林の植生を知る上で貴重」だとして、社叢全体が鵜殿村から天然記念物指定を受けた。
 たしかに、案内板に名が載っている幹囲2m以上の樹種だけでも、イスノキ、オガタマノキ、イヌマキ、イチョウ、スダジイ、クスノキと多様。
 なかで一番大きいのが、このクスノキ。本殿の斜め後方に立っている。
 玉垣の内側にあって、近づくことは出来ない。
 もっとも、そこは本来は神域である。不浄の身としては、垣越しの見学で我慢することにした。
 
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