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名称 内野の大イチョウ (うちののおおいちょう)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 イチョウ
樹高 34m(注1)
目通り幹囲 6.9m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 福岡県飯塚市内野(注4)
〃 3次メッシュコード 5030−25−41
〃 緯度・経度 北緯33度32分18.1秒
東経130度38分07.4秒
福岡県指定天然記念物(2004年2月18日指定)
撮影年月日 2011年7月29日
注1)2008年に内野小学校6年生8名が担任と識者から指導を受けて測定
注2)高地側1.3mの高さで幹囲を実測
注3)飯塚市観光協会のWEBサイトより
注4)2006年3月26日、飯塚市に合併。旧行政区は嘉穂郡筑穂町
JR筑豊本線筑前内野駅の南で踏切を越え、西に向かうと間もなく右手に大イチョウの樹冠が見えてくる。
内野には、その昔、長崎街道の内野宿があった。そのため、このイチョウは「内野宿大いちょう」と呼ばれることもあるようだ。
単幹のイチョウ。根の近くで幹が大きく広がって、力強い姿である。失われた大枝もあるため、樹冠の形は少々アンバランスだが、未だ残っている大枝が樹冠の隙間から太く黒々と見えるのも、なかなか良い。
300mほど東に離れた内野小学校の児童も、この木を見に来ているようだ。識者の指導を受けて、幹の太さや樹高を測ったりしたこともあったようで、樹下に、測定した児童たちの名を記した立て札が設置されていた。
地元の若者たちに愛されることは、樹木にとって、何よりすばらしいことである。 |
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