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画像:都々古別神社のスギ

画像:都々古別神社のスギ(社叢)
 都々古別神社社叢
名称 都々古別神社のスギ
    (つつこわけじんじゃのすぎ)
名称の典拠 「緑の文化財」(注1)
樹種 スギ
樹高 39m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 福島県石川郡玉川村南須釜八又
 
〃 3次メッシュコード 5540−63−46
 
〃 緯度・経度 北緯37度12分29.9秒
           東経140度27分27.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2005年3月27日

注1)1983年3月に福島県総合緑化センターが刊行
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)「緑の文化財」による





 県道42号(矢吹小野線)沿いに、都々古別(つつこわけ)神社が鎮座している。
 「緑の文化財」から孫引きすると、「白河風土記」に神社名の由来が載っているようだ。
 藤原鎌足が常陸国司に任じられ、この地に至ったところ、竹筒から童が飛び出し、「我は霊神なり」と叫んだ。名を尋ねると「高彦なり」と答えた。そこで鎌足は「これこそ高彦根なるべし」と社殿を建て、竹の筒子をわけて出てきたことから「筒子別明神」と称して、これを祀ったという。
 大杉は社殿に向かって右手に立っている。西に向かって走っていると、県道からもよく見える。
 上部で三叉に分かれている。魚捕りのヤスを立てたような姿だ。
 今のところは、葉をそれなりにつけている。樹勢は悪くなさそうだが、樹皮の一部が変色しているのが気にかかる。
 
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