ページタイトル:堤本町のシイ 当サイトのシンボル

画像:堤本町のシイ 名称 堤本町のシイ (つつみほんまちのしい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ?
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 7.1m(注1)
推定樹齢 700年以上(注1)
所在地の地名 愛知県豊田市堤本町大木
 〃 3次メッシュコード 5237−40−56
 〃 緯度・経度 北緯35度03分09.5秒
           東経137度04分45.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年12月8日

注1)豊田市作成の「豊田の名木」一覧表による





 トヨタ自動車高岡工場東側の高台には、工場や住宅地が散在する。
 戦後、高度成長期を迎えるまで、このあたりは、農業地帯だったと思われる。逢妻女川(あいつまめがわ)が作った平坦地には水田が、そして高台には畑地や樹林、それにそこに暮らす人々の家のほか、何も無かったのではなかろうか。その後、風景はずいぶん変化したことだろう。(しかし、今でも、決してごみごみした感じではない)
 そんな小集落の家々の陰に、このシイの木が立つ。
 姿の大部分は家に隠れているが、幸い、密に葉をつけた樹冠が屋根越しに見えるので、近くまで達すれば、シイの木の所在がわかる。
 シイは、私道と思われる細い道の先にあった。
 根元付近で3幹に、そして上部では5幹に分かれている。合体木だと思われるが、根の保護のため、近くに立ち入らぬよう注意書きがあったので、近くから確認はしていない。
 仮に合体木だとしても、全体に統一感があり、なかなか堂々たる姿である。かつての風景の生き証人として、元気に長生きしてもらいたいと思った。
 
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