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名称 津志田八幡宮のクスノキ
(つしだはちまんぐうのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 6.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 熊本県上益城郡甲佐町津志田
〃 3次メッシュコード 4930−06−23
〃 緯度・経度 北緯32度41分15秒
東経130度47分13秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年8月3日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
緑川左岸の高台に津志田八幡宮が鎮座し、境内に2本の大クスが立っている。緑川に架かる乙女橋の付近からも、大クスの樹冠が見える。
案内板によれば、津志田八幡の主祭神は、応神天皇とその父仲哀天皇、母神功皇后。併せて健磐龍命(たけいわたつのみこと。阿蘇山の神)とその一族神12柱、さらに素盞嗚尊(すさのおのみこと)など7柱も祀っている。社記では、承平5年(935)に橘能貞が開創、平治元年(1159)、現在地に遷座したと伝える古社だという。
ちょうど氏子さんたちが朝の清掃奉仕の休憩中で、私の訪問を歓迎してくださった。境内も社殿も、とてもきれいに保たれている。大切にされている神社なのだ。
クスノキの傍におもしろいものを見つけた。白い標柱に「甲佐町文化財候補津志田八幡宮のくす」と記してある。
あるとき、天然記念物指定の話が持ち上がったのだろう。氏子さんたちは指定を期待していたのではなかろうか。残念ながら指定されることはなかったが。 |
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