ページタイトル(熊野神社の大スギ) サイトのシンボル

画像:熊野神社の大スギ 名称 熊野神社の大スギ (くまのじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 24m(注2)
目通り幹囲 11.1m(注2)
推定樹齢 1000年以上(注3)
所在地の地名 山形県鶴岡市水沢字熊野前
 
〃 3次メッシュコード 5839−05−29
 〃 緯度・経度 北緯38度41分31秒
           東経139度44分46秒(注4)
国指定天然記念物(1927年4月8日指定)
撮影年月日 2005年8月4日(左写真)
        2013年8月5日(少し大きめの画像)

注1)1991年12月31日、山形県教育委員会、鶴岡市教育委員会、熊野神社の3者が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)現地の案内板による
注4)位置の精度にあまり自信なし。ただし、神社の入口は北緯38度41分31.1秒、東経139度44分50.4秒であり、あとは参道を歩くだけなので、探し当てるのは容易と思う





 熊野神社は、湯田川温泉の西1.7kmほど。県道からは少し引っ込んでいるため、わかりにくいが、注意してみれば、県道脇に案内が出ている。
 大杉は社殿の背後。
 案内板によると、国天然記念物に指定された、今から約80年前には、45mの樹高があったらしい。
 しかし、指定後まもなく、昭和7年(1932)11月、落雷のため火災に見舞われ、さらに昭和32年(1957)12月、季節はずれの台風で、主幹が24mほどの高さを残して折損した。
 根元の小祠の背後には、大きな空洞がぽっかり空いている。枝葉の数もめっきり少なくなった。明らかに、樹勢は衰えてきている。
 が、80年といえば、ヒトの寿命ほどの年月である。むしろ、度重なる天災に耐えて、よく頑張ってくれたと言いたい。
 
ボタン:山形県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る