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画像:鶴巻の大ケヤキ(幹と並ぶ)

画像:鶴巻の大ケヤキ
秋の早朝、7時頃に撮影したため、全体にくすんだ写真になってしまった
名称 鶴巻の大ケヤキ (つるまきのおおけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 30m(注2) 実際はもっと低い
目通り幹囲 10m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 神奈川県秦野市鶴巻南4丁目
 
〃 3次メッシュコード 5339−02−52
 
〃 緯度・経度 北緯35度22分40.6秒
           東経139度16分42.8秒
神奈川県指定天然記念物(1953年12月22日指定)
撮影年月日 2002年9月14日

注1)秦野市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)上記の案内板による
注3)現地にはもう一つ、「かながわの名木100選」についての案内板があり(設置者・設置年月とも不詳)、それによる





 神奈川県下で最大のケヤキ。
 案内板によれば、「落幡の大エノキ」と呼ばれ、大切にされてきたという。樹形だけを見れば、確かにエノキに似ていなくもない。落幡はこのあたりの旧名で、現在も小田急「鶴巻温泉」駅南方300mの「落幡」信号に名が残っている。
 大ケヤキは、その「落幡」信号から、県道612号を金目観音(坂東33観音第7番札所)に向かうとすぐ左手に見える。「大けやき」バス停もあるので、場所を探すのは容易だ。
 幼稚園の入口の小さな公園に立っている。幹の表面は複雑にうねり、直径1.5mほどの平たい瘤が目につく。
 エノキのような樹形は、大枝を何本も失ったためである。人通りの多いところだから、落下したら大変と、弱った枝は早めに切除されたのだろう。案内板にあるように、30mの樹高を維持していた頃に会ってみたかった。
 でも、まだまだ樹勢は悪くなく、幼稚園の子等とも仲良くしているようである。
 
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