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鶴ヶ嶺八幡宮境内(写真の巨木はムクノキ) |
名称 鶴ヶ嶺八幡宮のクスノキ (つるがみねはちまんぐうのくすのき) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 クスノキ 樹高 28m(注2) 目通り幹囲 8.0m(注2) 推定樹齢 300年以上(注2) 所在地の地名 山口県阿武郡阿武町奈古(なご) 〃 3次メッシュコード 5131−63−08 〃 緯度・経度 北緯34度30分33秒 東経131度29分03秒 山口県指定天然記念物(1978年12月22日指定) 撮影年月日 2011年8月19日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による 鶴ヶ嶺八幡宮は、JR奈古駅の北東約1.2km。 案内板によれば、天暦年間(947〜57)、本郷に石清水八幡宮より分霊を勧請したのが始まり。のち、宇久(うく)、東光寺を経て、天文16年(1547)、奈古櫛崎の城主須子若狭守秀国が現在地に再建したという。 旧環境庁が1991年に刊行した「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」では、クスノキ、スギ、ムクノキが各1本、計3本の巨樹が報告されているが、実際はもっと多い。境内林全体が天然記念物指定を受けたとしても不思議ではないほどの、立派な社叢である。 神社関係者のお話では、地元のテレビに取り上げられて、放映されたこともあるそうだ。 左下図は、境内入口近くのムクノキ。実測したところ、幹囲は4.9mから5.0mの間。同じくらいのムクノキがもう1本ある。 なかでは、やはりクスノキが大きい。境内社の愛宕神社の横に立っている。 地上3mほどで2幹に分かれ、上部に大きな樹冠を形成している。樹勢は良好そうだ。 しばらくは境内林の頭領として君臨し続けることだろう。 |
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