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名称 常安の逆杉 (つねやすのさかすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 7.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福井県今立郡池田町常安
〃 3次メッシュコード 5336−62−48
〃 緯度・経度 北緯35度52分38秒
東経136度20分53秒
池田町指定天然記念物(1977年3月1日指定)
撮影年月日 2007年5月27日
注1)池田町教育委員会が設置(設置年月不詳)。ただし天然記念物指定名称は「常安の大杉」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による。上記案内板ではそれぞれ、36m、9.15m、600年以上とされている
足羽川が池田町中心部に注ぐ手前、左岸の集落が常安。東端近くに日野宮神社が鎮座しており、近くにこのスギが立っている。
根元から大きく2幹に分かれていたが、うち1本は落雷による損傷で失われ、今はない。幹の切口には小屋根が架けてある。
元来が双幹だったため、残された幹の片側は、途中まで側枝がない。2本の幹は、互いに領分を分けて共存していたのだろう。
数本の枝が大きく下垂している。すべての枝が同様なら「枝垂れ杉」と名付けてもよさそうだが、上方に向かう枝もある。
いずれにせよ、この下垂する枝が「逆杉」と呼ばれる理由と思われる。1本などは、極端に長く伸びて、先端が地面にまで達している。
地上付近の枯れ枝を整理してやると、もう少し見目が良くなるのではなかろうか。 |
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