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画像:妻田のクスノキ(幹と並ぶ)

画像:妻田のクスノキ(全景)
名称 妻田のクスノキ (つまだのくすのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 27m(注2)
目通り幹囲 10.5m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地 神奈川県厚木市妻田西3丁目
 〃 3次メッシュコード 5339−12−58
 
〃 緯度・経度 北緯35度27分52.8秒
           東経139度21分16.3秒
神奈川県指定天然記念物(1954年3月30日指定)
撮影年月日 2003年3月2日

注1)神奈川県が1984年12月に「かながわの名木100選」を選定した際に設置した。なお、厚木市ホームページ内の文化財一覧資料では「妻田の楠」と漢字である。国が天然記念物名を付ける際の通例に従えばカタカナなのだが、もしかしたら漢字の方が正式名なのかも知れない
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
注3)上記の現地の案内板による





 妻田薬師堂の脇に立っている。
 写真ではよくわからないが、幹の下部には大きな空洞ができていて、石地蔵が安置されている。人形さんのような顔の地蔵さんである。最近作られたもののようだ。
 別の案内板によれば、永禄12年(1569)北条氏を攻撃した武田信玄が、小田原城を落とすことができず、失意のうちに甲斐へ引き上げる折り、この辺りで一泊した。そのとき行軍の明かりにするために薬師堂を焼き払ったことが伝えられているそうである。
 堂内には本尊の薬師如来坐像とその両脇侍の日光・月光両菩薩立像、十二神将立像などが安置されているらしい。いずれも厚木市の重要文化財に指定されている。
 できたら拝観したかったところだが、その手続きが解らず、諦めた。
 
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