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名称 八龍神社のイチョウ
(はちりゅうじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 26m(注1) いまはもっと低い
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福岡県小郡市津古
〃 3次メッシュコード 5030−14−35
〃 緯度・経度 北緯33度26分48.8秒
東経130度33分55.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年7月28日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
八龍神社は、西鉄天神大牟田線津古駅のすぐ西。開放的な境内を、近道代わりに通る人も多い。それだけ、身近な神社だということなのだろう。
祭神は彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと=山幸彦)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと=海神の娘)の夫婦神。記紀神話では神武天皇の祖父母にあたる。
境内に掲げられた縁起によれば、嘉元2年(1304)の創立。豊玉姫が龍神であり、八大龍王ともいわれることから、略して八龍神社の名となったという。
拝殿の手前、左右に1本ずつ大イチョウが立っている。
標記のイチョウは向かって左。すでに形を失い、幹はいくつかの部分に分かれてしまった。欠失部分を想像で補って、完全ならば全周はこうなるであろうとの予測のもとに導き出したのが上記の幹囲データだと思われる。
一方、向かって右は元気が良い。環境省巨樹データで4.6mとされているのがこのイチョウである。
いずれ、こちらの方が名実ともに境内No.1の大木となる日も近いことだろう。 |
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