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画像:黄柳野のかやの木

画像:黄柳野のかやの木(全景)
名称 黄柳野のかやの木 (つげののかやのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 14m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 愛知県新城市黄柳野字郷ヶ平(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5237−24−36
 
〃 緯度・経度 北緯34度51分53.0秒
           東経137度34分36.5秒
鳳来町指定天然記念物(1959年8月25日指定)
撮影年月日 2007年2月4日


注1)設置者、設置年月とも不詳(多分、旧鳳来町教育委員会が設置したのだと思われる)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年10月1日、新城市に合併。旧行政区は南設楽郡鳳来町





 豊橋市方面から県道81号(豊橋新城鳳来線)を進み、福津峠を越えて旧鳳来町黄柳野を訪ねた。
 このルートだと、峠道を下り、少し開けてきたあたりで、右手、黄柳川の向こうにカヤの姿が認められる。
 カヤが立つのは橋の先、高さ1.5mほどの石垣の上。
 立ち上がって間もなく主幹が途切れているため、背丈は低い。が、枝が多く残って、半球形の樹冠を形成している。姿は良い。
 案内板によれば、このカヤはかつて、法正寺のものであった。維新の少し前、嘉永6年(1853)に、現在の所有者手塚氏に譲られたが、そのときの証文に、古木であるから決して切らないようにとの旨が記されているという。
 手塚氏は約束をきちんと守ったわけで、今日の旅行者にもその雄姿を見せてくれている。
 
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