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スギとケヤキが寄り添って1本となっている |
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名称 若宮神社のスギ (わかみやじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 28m(注1)
目通り幹囲 5.4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 滋賀県甲賀市土山町大河原(注2)
〃 3次メッシュコード 5236−32−67
〃 緯度・経度 北緯34度58分35秒
東経136度20分39秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年5月23日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2004年10月1日、甲賀郡内の5町が合併して甲賀市誕生。旧行政区は甲賀郡土山町
野洲川ダムのすぐ下流側は、少し広い河原になっていて、そこに大河原集落がある。
集落の北西端、野洲川のほとりには、国民宿舎「かもしか荘」があり、森林浴や川遊びを楽しむ人たちの憩いの場となっている。
若宮神社は、その隣。大駐車場近くに開いた表参道を上ると、高台にある拝殿の前に達する。
境内に、大杉が何本か見える。
そのうち、県道に向かう横向きの参道脇の1本がもっとも太そうだ。立派な注連縄をつけ、周囲を竹矢来で護っている。境内No.1の大杉ではあるが、上記データは、円錐形に大きく広がる根元付近を測ったものらしく、幹囲そのものはもっと細い。
ほかに、密着して成長したスギとケヤキも印象に残った(下図)。背筋を伸ばして直立するスギを頼って、心に悩みを秘めたケヤキがしなだれかかっている。スギは「大丈夫だよ」とケヤキを慰めている。そんな姿に見えた。 |
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