ページタイトル:土穴のエノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:土穴のエノキ 名称 土穴のエノキ (つちあなのえのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エノキ
樹高 24m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 300年以上(注3)
所在地の地名 福岡県大牟田市櫟野(いちの)字土穴
 〃 3次メッシュコード 4930−43−19
 〃 緯度・経度 北緯33度00分54.8秒
           東経130度29分27.2秒
福岡県指定天然記念物(1979年3月6日指定)
撮影年月日 2015年3月19日

注1)1999年3月に福岡県教育委員会と大牟田市教育委員会が連名で設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による。環境省巨樹データベース(1988年調査)は樹高20m、幹囲4.2mとしている
注3)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 タイトルの土穴は地名。市立勝立(かったち)中学校の東方500mのあたり。緩い起伏に耕作地が広がる田園地域である。
 そのなかの一軒の家の隣、石垣を積んだ上に、県指定天然記念物のエノキが立っている。
 エノキの根元には小さな祠。手前の道から直接そこへ登る石段があり、簡素な手すりも設置されている。どうやら、自由に見学可能ということのようだ。(環境省データでは、エノキは福岡県の所有物となっている)
 なかなか立派なエノキである。大きな樹冠は、このあたりのランドマークと言っていいかも知れない。
 当地の風景を構成する要素として、いまや無くてはならない大エノキだと思われる。
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