ページタイトル:坪川の銀杏 当サイトのシンボルマーク

画像:坪川の銀杏 名称 坪川の銀杏 (つぼかわのいちょう)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 イチョウ
樹高 22m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 250年(注1)
所在地の地名 長野県木曽郡南木曽町田立(下切)
 〃 3次メッシュコード 5337−34−03
 〃 緯度・経度 北緯35度35分19.1秒
           東経137度32分43.0秒
南木曽町指定天然記念物(1984年2月1日指定)
撮影年月日 2021年5月15日

注1)「信州の文化財」ウェブサイトによる





 長野・岐阜県境近くの木曽川右岸、JR中央本線田立駅の西方350mほどのところに立つイチョウ。国道19号の道の駅「賤母(しずも)」からは対岸にあたるが、このあたりに橋はなく、川を渡るには1kmほど上流の賤母大橋か、3kmほど下流の弥栄橋を利用するしかない。
 支流の塚野川が木曽川に合流するあたり、県道6号(中津川田立線)と中央本線の間を通る花馬街道からイチョウの姿が見えた。
 道路からイチョウに向かって通路のようなものがあり、また上記「信州の文化財」の説明に『樹齢に関しては、横にある「神明宮」の札の享保16年(1731)の年号が一番古く、また樹木の大きさ等から比較して、この頃に植えられたと推察される』とあったので、てっきり神社のイチョウと思い込んでいたが、後日調べてみたら、個人所有のイチョウのようだ。無断侵入・無断撮影についてはどうかお許しいただきたい。
 南木曽町公式サイトの説明文(天然記念物としての概要)では幹囲4.5m。これは昭和59年(1984)当時の幹囲とみてよいだろう。一方、「信州の文化財」では5.0m。説明文の内容は南木曽町サイトとほぼ同じだが、幹囲の数値が異なっている。測定し直したのだろう(測定年は不明)。そして私が見た感じでは、さらに大きくなっているように思われた。
 気根も発達しつつある。
 まだまだ大きくなり、姿にも風格を帯びてきそうで、将来が楽しみな大イチョウだ。
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