ページタイトル(坪井の枝垂れ桜) サイトのシンボル

画像:坪井の枝垂れ桜_1
名称 坪井の枝垂れ桜
   (つぼいのしだれざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 8m(注2)
目通り幹囲 8.2m(注2)
推定樹齢 400年以上(注3)
所在地の地名
長野県上高井郡高山村中山字坪井
 〃 3次メッシュコード
     5538−03−20
 〃 緯度・経度
     北緯36度41分27.7秒
     東経138度22分31.3秒
高山村指定天然記念物
     (2001年3月30日指定)
画像:坪井の枝垂れ桜_2

画像:坪井の枝垂れ桜_3
撮影年月日
     2002年4月13日(上・下)
     2002年4月6日(中)


注1)2001年12月に高山村教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)現地の案内板による





 案内板には村内第一の巨樹とあった。村内どころか、桜としては長野県下でも有数の巨樹である。
 最初は訪れた時期が早すぎ、つぼみが堅かった。暖かい日が一週間続いたので、もう良かろうと翌週も出かけたら、今度は三分咲き。
 混み合うのはいやなので、朝早く家を出て、8時頃に着いた。まさか朝早くから花見をしようという人はいまい、と思ったからだ。
 桜の周囲には綱が張られ、ござを敷くスペースもとってある。花見の準備は万端整った、というところ。
 でも、予想は半分当たって半分はずれた。先客がいたのだ。上の写真、よく咲いた枝の垂れる先に写っているのがその方である。熱心に写真を撮っておられる。同じようなことを考える人はいるものだ。
 朝の爽やかな空気の中で、同好の士に出会って言葉を交わすのも楽しい。、
 桜の周りにはお墓がたくさんある。古いものも新しいものもある。この地区の墓地らしい。1991年刊行の旧環境庁「日本の巨樹・巨木林」で「お墓のさくら」とされている所以である。
 しかし、この名はあまり好ましくないと考えられたようだ。10年後、天然記念物に指定された際の名称は標記のとおりである。
 
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