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撮影年月日
2002年4月13日(上・下)
2002年4月6日(中)
注1)2001年12月に高山村教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)現地の案内板による
案内板には村内第一の巨樹とあった。村内どころか、桜としては長野県下でも有数の巨樹である。
最初は訪れた時期が早すぎ、つぼみが堅かった。暖かい日が一週間続いたので、もう良かろうと翌週も出かけたら、今度は三分咲き。
混み合うのはいやなので、朝早く家を出て、8時頃に着いた。まさか朝早くから花見をしようという人はいまい、と思ったからだ。
桜の周囲には綱が張られ、ござを敷くスペースもとってある。花見の準備は万端整った、というところ。
でも、予想は半分当たって半分はずれた。先客がいたのだ。上の写真、よく咲いた枝の垂れる先に写っているのがその方である。熱心に写真を撮っておられる。同じようなことを考える人はいるものだ。
朝の爽やかな空気の中で、同好の士に出会って言葉を交わすのも楽しい。、
桜の周りにはお墓がたくさんある。古いものも新しいものもある。この地区の墓地らしい。1991年刊行の旧環境庁「日本の巨樹・巨木林」で「お墓のさくら」とされている所以である。
しかし、この名はあまり好ましくないと考えられたようだ。10年後、天然記念物に指定された際の名称は標記のとおりである。 |
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