名称　豊積神社のイチョウ 　　　　（とよつみじんじゃのいちょう） 名称の典拠　なし（注1） 樹種　イチョウ 樹高　２７ｍ（注2） 目通り幹囲　９．１ｍ（注3） 推定樹齢　３００年以上（注2） 所在地の地名　静岡県静岡市清水区由比町屋原（注4） 　〃　３次メッシュコード　５２３８−５４−２４ 　〃　緯度・経度　北緯３５度０６分１８．１秒 　　　　　　　　　　　東経１３８度３３分３０．６秒 天然記念物指定　なし（注5） 撮影年月日　２０２０年２月２日 注1）「豊積」の読み方について。静岡県神社庁の神社紹介ページでは「とよすみ」、Wikipedia「豊積神社」では「とよづみ」となっている。「とよつみ」の読みは「玄松子の記憶」による。また当日神社におられた氏子さんも「とよつみ」と呼んでいた 注2）環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による 注3）標柱側面の説明より 注4）２００８年１１月１日、静岡市に合併。旧行政区は庵原郡由比町 注5）１９７１年１１月３日に由比町から天然記念物指定を受けたようだが、合併後の現在、静岡市の文化財一覧表には載っていない 　クスノキに会うために豊積神社を訪ねたら、境内に入ったところでイチョウが迎えてくれた。 　実を言うと、このイチョウは環境省巨樹データベースにもちゃんと載っていて、それによる幹囲は３．６ｍ。もっと規模が小さいことを予想していたので、嬉しい誤算。 　株立ちのイチョウで、親株（中央幹）とその蘖（ひこばえ）から成ると思われる。環境省データは中央幹のみを取り上げて記載したのだろう。標柱にあった９．１ｍはちょっとオーバーなような気がするが、株立ちとはいえ、受ける印象は３ｍ台のそれではない。 　注連縄を付け、神木とされているようでもあった。 　氏子さんのお話では、この木は雄株で、１００ｍほど東の桃源寺の雌株のイチョウと夫婦だとされているそうである。