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名称 豊科の大しだれ桜 (とよしなのおおしだれざくら) 名称の典拠 なし(注1) 樹種 エドヒガン 樹高 12m(注2) 目通り幹囲 3.3m(注2) 推定樹齢 230年(注3) 所在地の地名 長野県安曇野市豊科(注4) 〃 3次メッシュコード 5437−37−51 〃 緯度・経度 北緯36度17分44.2秒 東経137度53分46.3秒 豊科町指定天然記念物(1975年9月1日指定) 撮影年月日 2006年4月22日 注1)天然記念物指定名称は「大しだれざくら」。他と区別しにくいため、私が勝手に地名を冠した 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による 注3)八十二文化財団のホームページ「長野県の文化財」による 注4)2005年10月1日、東筑摩郡と南安曇郡の合わせて5町村が合併して安曇野市誕生。旧行政区は南安曇郡豊科町 JR豊科駅の南西600mほどの位置に1本のシダレザクラが立っている。 信濃では一族の魂が集う墓地にサクラを植える慣習がある。このサクラも御多分に漏れず、墓地の中央に植えられている。 大枝のいくつかを失っているが、樹勢は良い。その華やかな姿は、県道57号(豊科インター堀金線)からも見える。 驚いたことに、墓地の周囲を紅白幕が飾っている。南側の若草の上では小さな酒宴。 ご年輩の男女が10人ほど。仲の良い方々がお酒と肴を持ち寄り、和気藹々と楽しんでおられるように見えた。花見の宴だったのだろうか。 無粋な男が、花の写真を撮るとて、うろつき回っては興ざめと思い、挨拶の言葉をかけた。 花を見にわざわざ新潟県からやってきたと知って、宴の輪に加わるよう勧められることしきり。朗らかな雰囲気に、車でなければ、是非とも酌み交わしたいところだった。 |
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