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名称 豊茂のコガノキ (とよしげのこがのき)
名称の典拠 大洲市の公式WEBサイトより
樹種 カゴノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 6m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 愛媛県大洲市豊茂(注3)
〃 3次メッシュコード 5032−23−67
〃 緯度・経度 北緯33度33分31.8秒
東経132度27分42.7秒
大洲市指定天然記念物(1971年3月30日指定)
撮影年月日 2013年5月15日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)同書には幹囲9.5mとあるが、実感とは大きく異なる。それで、ここだけ私の目分量による数値をあげた
注3)2005年1月11日、大洲市に合併。旧行政区は喜多郡長浜町
出石山(いずしやま、812m)から北に向かって流れる大和川(やまとがわ)左岸、張木山(468m)南東斜面に家々が散在する。県道28号(長浜保内線)から見れば、対岸にあたる。
カゴノキが立つのは、もとの豊茂小学校(2012年3月閉校)と連上を結ぶ道の途中。谷側。道からいくらも離れていないのだが、カゴノキは背が低く、遠くからは目立たない。よく注意していないと、見落としてしまうかも知れない。(脇見運転注意)
昔は、今よりもっと大きかったようだ。根元で幹の一部が裂けて失われた痕跡が残る。裂けたのは近年のことではなさそうだ。
それにしても、案内板にある目通り9.5mは、サバの読み過ぎではあるまいか。天然記念物指定は、今から約40年前。それとも、当時は本当にそれだけの大きさがあったのだろうか。現況は、傍らに立った印象では5.5〜6mというところ。これでもカゴノキとしては十分に大きい。
上部の大枝は、カゴノキ(コガノキ)の名の由来となった鹿の子模様も鮮やかで、樹勢も良さそうだ。
個人所有ということである。先祖代々、今日まで伐らずにいてくださったことに感謝するとともに、これからもずっと見守り続けていただきたいと願う。 |
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