ページタイトル:豊岡神明神社のヤマモモ 当サイトのシンボルマーク

画像:豊岡神明神社のヤマモモ 名称 豊岡神明神社のヤマモモ
    (とよおかしんめいじんじゃのやまもも)
名称の典拠 なし
樹種 ヤマモモ
樹高 11m(注1)
目通り幹囲 4.4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 静岡県磐田市豊岡(敷地)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5237−06−24
 〃 緯度・経度 北緯34度41分12.9秒
           東経137度48分15.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年10月2日

注1)静岡県神社庁のウェブサイト「静岡県の御神木」による
注2)2005年4月1日、磐田市に合併。旧行政区は磐田郡竜洋町





 左図のヤマモモの立つ神明神社は、天竜川左岸。河口まであと4.5kmほどのところに鎮座する。竜洋北小学校からは南西に約1km。竜洋豊岡公園の南約100m。
 まわりを水田に囲まれているが、もうすぐそこまで住宅地が迫っている。
 祭神は豊受姫命(とようけひめのみこと)と事代主命(ことしろぬしのみこと)の2柱。(事代主命は明治8年に合祀)
 案内板によると、創立年代不詳。元文3年(1738)に天竜川が氾濫して神社も被害にあった際、当時の神主大塚喜大夫が泳いで神霊を救い出したとの話が伝わっているという。それまでには成立していたということだろう。
 私見だが、江戸期になって世情が安定し、天竜川の氾濫原が開拓されて集落が出来た際、豊かな実りを願って勧請されたのではないかと思われる。
 拝殿の左(向かって右)にヤマモモが立つ。
 多くの太い大枝が幹の途中から吹き出る姿が印象的。
 神木とされているのか、幹に注連縄が巻かれているが、注連縄は1本ではない。
 古いものをはずさず、朽ちるまでつけておくのか。それとも一度に何本もつけるのか、真相は不明だが、ほかではあまり見ないように思われる。
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