|
鳥居の先、正面奥がクスノキ |
|
名称 素盞嗚神社のクスノキ
(すさのおじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 愛知県豊川市長草町八ツ畑
〃 3次メッシュコード 5237−23−11
〃 緯度・経度 北緯34度50分59.7秒
東経137度23分09.4秒
豊川市指定天然記念物(訪問後の2009年6月17日に指定された。指定名称は「長草素盞嗚神社のクスノキ」)
撮影年月日 2007年2月4日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
豊川市内には素盞嗚神社がいくつもあるが、標記の神社は長草町にある。東名自動車道の北100mほど。
天文20年(1551)12月銘の棟札が現存しているそうだから、それ以前から存在していたことは間違いなさそうだ。
「豊川村誌」には「例年祭式トシテ走馬アリ。平年ハ馬数十二頭ニシテ十二回、閏年ハ十三頭ニシテ十三回往復スルヲ例トセリ。其由来詳ナラズト雖モ、元文年中ヨリ始マレリト云フ」とある(平凡社「愛知県の地名」より孫引き)。今でも走馬の行事が行われているのだろうか。
境内の中央に大クスノキが立っている。
縦横に枝を広げ、存在感のある立派な樹容を示している。樹勢も良さそうだ。
鳥居を潜ってすぐ、右手に見えるスダジイ(目通り4.5m。「少し大きめの画像」に写真あり)もなかなかのもの。幹には空洞もあるが、元気な葉を均整良く繁らせている。
このクスノキがなければ、十分に境内の主人公たりうると思われる。
※ いつも貴重な情報をお寄せくださる浜松市のIさんから、クスノキは健在だが、スダジイの姿は見えなかったとお便りをいただいた。なんらかの事情で伐採されたらしい。(2013.06.01追記) |
|