|
|
|
名称 十和田神社のネズコ
(とわだじんじゃのねずこ)
名称の典拠 なし
樹種 ネズコ
樹高 不明
目通り幹囲 5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 青森県十和田市奥瀬(おくせ)十和田湖畔休屋(とわだこはんやすみや)(注2)
〃 3次メッシュコード 6040−57−11
〃 緯度・経度 北緯40度25分58秒
東経140度53分31秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年9月25日
注1)全くの目分量。5m以上はあるように思われる
注2)2005年1月1日、十和田市に合併。旧行政区は上北郡十和田湖町
十和田湖は十和田八幡平国立公園内のカルデラ湖である。十和田湖を作った火山は1万年以上前に噴火を休止、マグマの供給が止まった火口原が大きく陥没して水を貯えた。従って、このような湖は山上にあって、水深が深いのが普通だ。十和田湖もその例に漏れない。
国土地理院の湖沼データによれば、湖水面積は61.1平方km。日本で12番目の広さを持つ。十和田湖を作ったかつての火山はよほど大規模なものだったのだろう。(深度は326.8mで、田沢湖、支笏湖に次いで国内第3位)
南岸から2つの半島が平行に伸びている。左図のネズコが立つ十和田神社は、中山半島(西側の半島)の付け根付近。参道は、「乙女の像」に至る散策路をも兼ねている。
実をいうと、この旅は、休暇を取ってくれた倅との二人旅で、巨木探訪とは無縁の観光旅行。ネズコとは、「乙女の像」に向かう途中の突然の出会いであった。
艶めかしく光る樹肌に引きつけられた。幹囲も5mを超えていそうだ。なかなかの大ネズコである。
巨木目的でないとはいえ、出会ってしまった以上は見過ごす手は無い。ガーミンのGPS測定器もメジャーもないので正確なデータが得られないのはやむを得ない。
興奮して写真を撮りまくる父を横目に、巨木に興味がない倅はあきれ顔。でも、最後まで快くつきあってくれた。 |
|