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名称 東光寺の椎 (とうこうじのしい)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スダジイ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 1000年(注3)
所在地の地名 茨城県古河市前林(注4)
〃 3次メッシュコード 5439−15−79
〃 緯度・経度 北緯36度08分45.0秒
東経139度44分18.1秒
古河市指定天然記念物(1993年6月1日指定)
撮影年月日 2010年2月11日
注1)1995年1月に総和町教育委員会が設置。市町村合併後、記念物指定は新古河市に引き継がれ、案内板の設置者名も古河市教育委員会に訂正された
注2)環境省フォローアップ調査結果より(2000年度調査)
注3)上記案内板より
注4)2005年9月12日、古河市に合併。旧行政区は猿島郡総和町
国道4号(旧日光街道)利根川橋の東3kmほど、田園地帯の一角に前林山東光寺がある。大日如来を本尊とする真言宗のお寺で、承平元年(931)、伝真院二品親王によって開基されたとする伝承があるようだ。(平凡社「茨城県の地名」より)
平将門の乱の兵火で焼失したとも伝えられている。創建して間もなくのことなのだろうか。その後200年ほどを経て、天承年間(1131〜32)に再建、今日に至っている。
スダジイは、再興の際に植えられたと伝えられている。
植えるとなれば、ある程度立派な苗木を植えたのだろうから、伝承樹齢は約900年ということになろうか。(しかし、一見した印象では、実際の樹齢はもっとずっと若いと思われる)
実は、写真に見る姿の裏側はすっかり失われており、人工物で置き換えられている。平成6年(1994)に大々的な外科治療が行われたようだが、その際に整形されたのだろうか。
幸い、治療は功を奏したようで、残った部分の樹勢は良さそうである。 |
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