ページタイトル:戸津辺のサクラ 当サイトのシンボルマーク

画像:戸津辺のサクラ_1

画像:戸津辺のサクラ_2(全景)
名称 戸津辺のサクラ (とつべのさくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 約600年(注2)
所在地の地名 福島県東白川郡矢祭町中石井字戸津辺
 〃 3次メッシュコード 5540−23−93
 〃 緯度・経度 北緯36度55分05.7秒
           東経140度25分08.2秒
福島県指定天然記念物(2000年3月31日指定)
撮影年月日 2020年3月26日

注1)福島県教育委員会と矢祭町教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による





 矢祭町は福島県内で最も南に位置する市町村である。そのためか、この大桜は県内で最も早く見頃を迎えるとされている。比較的広い谷の東側、冷気が集まりがちな谷底より一段高い南向き斜面にあって、地面も暖まりやすいのだろう。
 それにしてもこの年は記録破りの暖冬で、どのサクラも開花が早かった。戸津辺のサクラも例に漏れず、矢祭町の開花情報ウェブサイトでは、私が訪ねた26日に満開宣言をした(私の印象では、下部の枝で八分咲き、上部では三分から五分咲きと思ったが)。例年よりも1週間から10日くらい早いのではなかろうか。
 訪ねたのは朝8時半頃。この時間から、町が用意してくれた(?)2箇所の駐車場はほぼ満杯。なんと整理係の方までおられた。
 新型コロナ・ウイルスで感染が心配される時に花見とは、ちょっと申し訳ない気もするが、写真でお分かりのように、人が密集するわけでなし、こんな時だからか、会話を交わすこともなかった。このような環境で、ただ観賞するだけの花見なら、感染に寄与することもないのでなかろうか。(もちろん私自身はウイルス保有者ではない)
 北の空は青かったが、南の空には雲。1時間近く待ってみたが、ついに日が差すことはなかった。そのため、くすんだような花色の写真になってしまったのが残念。
 JR水郡線磐城石井(いわきいしい)駅の北方で、国道118号が水郡線のガードをくぐる。ガードのすぐ南の分岐が戸津辺のサクラへの入口である。(案内表示あり)
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