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名称 歳苗神社のスギ (としなえじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 27m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 滋賀県東近江市山上町(やまかみちょう)(注2)
〃 3次メッシュコード 5236−42−84
〃 緯度・経度 北緯35度04分37.4秒
東経136度18分12.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年10月12日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2005年2月11日、近隣の1市4町が合併して東近江市誕生。旧行政区は神埼郡永源寺町
かつての八風(はっぷう)街道、今の国道421号は、平成23年(2011)に長さ4157mの石榑(いしぐれ)トンネルが開通して、ずいぶん便利になった。
その滋賀県側、平野部から山岳部への入口に当たる場所に歳苗神社が鎮座する。
主祭神は天児屋根命(あめのこやねのみこと)、経津主命(ふつぬしのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)の3柱。藤原氏あるいは春日大社との関係を予想させる神々だ。
境内に掲げられた「社暦略揚」によると、仁和元年(885)の創立と伝えられているようだ。ただし永禄3年(1560)の火災で、社殿をはじめ一切を焼失してしまったらしく、詳細な記録は残っていないという。
社地のすぐ南を国道が走っていて、そちらにも参道が開いているが、元来の表参道は反対側、北側に開いている。
大杉が立つのはその表参道、朱塗りの鳥居近く。
上記幹囲データは1988年以前のものであるから、当然、今はもっと大きい。5.5mくらいあるのでなかろうか。
環境省巨樹データベースへの登録はこの1本のみだが、境内にはこの他にもスギやヒノキなどの巨木が見られる。 |
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