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画像:鳥出神社のケヤキ


画像:鳥出神社のケヤキ(幹と並ぶ)

名称 鳥出神社のケヤキ (とりでじんじゃのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 32.4m(注2)
目通り幹囲 9.2m(注2)
推定樹齢 伝承1400年(注3)
所在地の地名 長野県飯山市下木島
 〃 3次メッシュコード 5538−23−21
 〃 緯度・経度 北緯36度51分34.1秒
           東経138度23分20.5秒
長野県指定天然記念物(1969年8月26日指定)(注4)
撮影年月日 2001年11月4日

注1)長野県教育委員会・飯山市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)現地の説明板による
注3)環境庁編「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注4)2006年1月、積雪の重みで幹本体の3分の2以上が倒伏。その後、天然記念物指定は解除された。(2013.01.09追記)




 鳥出神社の御神木。境内の真ん中にデンと突っ立っている。
 案内板には昭和40年代に調査された際の数値も掲載され、それによれば、目通りは8.2mだったという。平成元年の環境庁調査では9.0m(注3)であるから、これらがいずれも正しければ、今も着実に成長していることになる。たいした生命力だ。
 しかし、逆に意地悪な見方をすれば、それだけの成長力で1400年も育って9m程度というのは計算が合わない。樹齢は500年をそんなに超えていないのではなかろうか。
 長野県はケヤキの巨樹たちの宝庫である。これだけの巨木であるが、(1988年の環境庁調査時点で)長野県内のケヤキでは第9位に甘んじている。

※上記(注4)のように平成18年(2006)の雪害で3分の一ほどの規模になり、それが原因だったのかどうか、その後枯死してしまった。それを追記するのを失念していたところ、兵庫県伊丹市のMさんから切株になった写真をいただいた(追記を怠ったばかりに無駄足を踏ませてしまったことをお詫びするとともに、情報に感謝)。私が20年前にこのケヤキに会った際、こんなことになろうとは夢にも思わなかった。人の命ばかりでなく、巨木の命も存外儚いものだ。(2021/10/13)

 
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