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名称 蓮華寺のスギ (れんげじのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 香川県小豆郡小豆島町中山字杉尾(注2)
〃 3次メッシュコード 5134−61−09
〃 緯度・経度 北緯34度30分20.8秒
東経134度14分33.0秒
小豆島町指定天然記念物?(1982年5月27日指定?)(注3)
撮影年月日 2013年3月29日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2006年3月21日、小豆郡内の2町が合併して小豆島町誕生。旧行政区は小豆郡池田町
注3)天然記念物指定名称は「湯船山の樹林」。のち1986年3月11日、背後の湯船山の一部も含め、蓮華寺境内の植物群が、「湯船山の社叢(寺叢?)」として香川県から自然記念物指定を受けた(天然記念物とは違う)ことを考えれば、この大杉も含まれていた可能性が高い
湯船山蓮華寺は、殿川ダムの北西600mほど。境内の標高はおよそ250m。湯船山の南斜面に石垣を築いて、境内平面を作った。
蓮華寺の下には、「日本の棚田百選」の一つ「中山千枚田」が広がる。美しい棚田だ。また、境内には、「全国名水百選」に選ばれた「湯船の水」も湧く。
境内の縁に、棚田を見下ろすような格好で大杉が立っている。と言うか、今はもう枯れてしまったので、立っていた、と過去形にするべきなのかも知れない。2005年に撮影された「かがわの自然」ガイドマップの写真に、葉が枯れているように見えたので、「もしや」とは思っていたが、残念ながら悪い予感が当たってしまった。
盛者必衰は世の習いとはいうものの、小豆島内では最大のスギだっただけに、惜しいことをした。
葉がないことのほか、訪問時はまだ、生きていたときのままの姿だった。しかし、この姿が見られなくなるのも時間の問題と思われる。 |
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