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名称 泊神社の椋の木 (とまりじんじゃのむくのき) 名称の典拠 現地の標柱(注1) 樹種 ムクノキ 樹高 25m(注2) 目通り幹囲 10.3m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 大分県臼杵市野津町泊字泊(注3) 〃 3次メッシュコード 4931−45−08 〃 緯度・経度 北緯33度00分20.4秒 東経131度43分58.2秒 臼杵市指定天然記念物(2005年1月1日指定)(注4) 撮影年月日 2017年4月4日 注2)環境省巨樹データベース(2017年調査)による 注3)2005年1月1日、臼杵市に合併。旧行政区は大野郡野津町 注4)1973年12月10日に旧野津町から天然記念物指定を受けていたが、臼杵市への合併を機に、この日再度指定された 垣河内川(かきかわちがわ)沿いを走る国道10号から姿が見える大きなムクノキ。(脇見運転注意) ムクノキが立つ泊集落は、国指定天然記念物「風連洞窟」(風連鍾乳洞)でも知られ、鍾乳洞への入口にあたる国道交差点(三叉路)には「風連鍾乳洞」の案内表示が出ている。ムクノキはその三叉路から、国道沿いに200mほど西側。 鍾乳洞はもちろん素晴らしいが、このムクノキだって負けてはいない。2017年時点では、幹の太さにおいて日本一を誇るムクノキなのである。(環境省巨樹データベースによる) それなのに、実は今まであまり知られていなかった。環境省巨樹データベースにも、2016年になってようやく登録されている。(私も前回の大分訪問時にはまだ知らなかった) 国道10号からよく見え、また風連鍾乳洞を見に来た人も多いと思うのだが、何故なのだろうか。 地上2mほどの高さで、ほぼ同じ太さの2幹に分かれている。しかし、見た感じでは、合体木ではなさそうだ。もとから1本のムクノキであったように見える。 幹に空洞や裂け目があったりして、大枝の数も少なめだが、残された部分の元気は良さそうだ。 うすき巨樹・名木の会の応援もあって、今後はますます存在感を増してゆくことだろうと思われる。 |
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