ページタイトル:徳長熊野神社のシイ ロゴ:人里の巨木たち

画像:徳長熊野神社のシイ(幹と並ぶ) 名称 徳長熊野神社のシイ
    (とくながくまのじんじゃのしい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 7.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 鳥取県西伯郡南部町徳長(注3)
 〃 3次メッシュコード 5233−72−85
 〃 緯度・経度 北緯35度19分38.6秒
           東経133度18分37.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年4月1日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2004年10月1日、西伯郡内の2町が合併して南部町誕生。旧行政区は西伯郡西伯町(さいはくちょう)





 南部町役場付近から、県道104号(西伯伯太線)を山田谷川(やまだだにがわ)に沿って、2kmほど遡ったところが徳長(とくなが)である。その次の集落は武信(たけのぶ)。なにやら武士の名前のような集落が続く。
 熊野神社は西の山裾。家々から少し離れて鎮座している。(県道から鳥居が見える。脇見運転注意)
 イノシシ除け(?)の柵を開けて境内に入る。
 目指すシイの木は石段を登った先。途中で幹を失っているが、ご覧のように、立派な体格である。
 この写真では分かり難いが、新旧一体となった姿で、古い幹はすっかり空洞。蘖(ひこばえ)と思われる若い幹が回りを取り囲んでいる。
 若い部分はだんだん生長し、老いた部分はだんだん朽ちて行く。
 今後、緩やかに新旧交代が進むのだろうと思われる。
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