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名称 時瀬のイチョウ (ときぜのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 31m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 愛知県豊田市時瀬町(注3)
〃 3次メッシュコード 5237−63−80
〃 緯度・経度 北緯35度14分35.3秒
東経137度23分00.9秒
愛知県指定天然記念物(1969年10月29日指定)
撮影年月日 2006年2月11日
注1)2005年3月20日に時瀬神明神社が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)2005年4月1日、豊田市に合併。旧行政区は東加茂郡旭町
岐阜県境近く、矢作川と明智川の合流点の南が、上時瀬である。大イチョウの神明神社は、ほぼその中央。平成元年(1989)の環境庁調査で、愛知県一とされたイチョウは、集落内のどこからもよく見える。
案内板によれば、「防災のため」、平成2年(1990)に幹の上部が切断されたという。頂部が枯れかけてきたのだろうか。今では31mの樹高はない。
が、ご覧のように、樹勢は悪くなさそうだ。切断面からは、数多くの細枝が出ている。
御多分に漏れず、このイチョウにも乳授けの信仰があったようだ。ここでは、気根を削り取って、煎じて飲むらしい。あまりに霊験あらたかで、たくさん切り取られたためか、現在は、小さい気根が少数見られるのみ。
ギンナンの実らない雄株である。 |
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