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画像:イチヰの樹

画像:イチヰの樹(幹と並ぶ)
名称 イチヰの樹 (いちいのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチイ
樹高 13m(注2)
目通り幹囲 6.1m(注2)
推定樹齢 伝承1000年(注2)
所在地の地名 長野県佐久市常和(ときわ)下宮
 
〃 3次メッシュコード 5438−24−60
 
〃 緯度・経度 北緯36度13分17.4秒
           東経138度30分35.9秒
佐久市指定天然記念物(1970年10月1日指定)
撮影年月日 2002年10月28日

注1)1990年3月31日に佐久市教育委員会が設置。八十二文化財団のホームページ「長野県の文化財」では「白山神社イチイの古樹」としている。こちらの方が天然記念物の指定名称かも知れない
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 田圃の中を白山神社に向かう道の途中に立つ。細い注連縄が張られている。白山神社の御神木らしい。
 案内板に依れば、寛文13年(1673)には既に御神木とされていたというから、世代交代がなかったとすると、かなりの樹齢に達していることになろう。
 当時から幹には既に空洞ができていたようで、小石で疣をこすって投げ込めばイボが、虫歯をさすって投げ込めば痛みが取れるとされたという。神木は、「疣神様」「虫歯神様」とも呼ばれていたらしい。
 旧環境庁が1991年に刊行した「日本の巨樹・巨木林」には「枯死寸前」と記されてあったので、会えるか心配だった。しかし樹勢は回復したようで安心した。
 
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