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名称 砥上神社のクスノキ (とかみじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福岡県朝倉郡筑前町砥上(注2)
〃 3次メッシュコード 5030−14−68
〃 緯度・経度 北緯33度28分31.7秒
東経130度36分01.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年7月28日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2005年3月22日、朝倉郡内の2町が合併して筑前町誕生。旧行政区は朝倉郡夜須町
砥上岳(497m)南麓、登山道入口に、砥上神社がある。中津屋神社と呼ばれることもあるようだ。
このあたりは旧中津屋郷の中心にあたり、6世紀頃の古墳がたくさん残っているらしい。標高150mほどの中腹には、町指定史跡「観音塚古墳」もある。
伝説では、神功皇后による三韓征伐の際、兵士たちをここに集め、兵器を研がせたため、「砥上」の地名が起こったという。また旧夜須町の名についても、反抗勢力であった羽白熊鷲(はじろくまわし)を滅ぼした皇后が「わが心すなわち安し」と語ったことに由来するとか。
さて、クスノキだが、参道の入口に立っている。
立ち上がって間もなく2幹に分かれている。樹下の安全を確保するためか、大枝も多く切られて、大きさの割に樹冠が小さい。根元近くを舗装されてもいるが、今のところ、何とか樹勢は維持しているようだ。 |
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