ページタイトル:豊浦神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:豊浦神社のクスノキ(幹と並ぶ)


画像:豊浦神社のバクチノキ
 社殿横手のバクチノキ
名称 豊浦神社のクスノキ
    (といらじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 10.5m(注1)
推定樹齢 伝承1000年(注1)
所在地の地名 三重県北牟婁郡紀北町三浦字豊浦(注2)
 〃 3次メッシュコード 5136−12−93
 〃 緯度・経度 北緯34度09分57.2秒
           東経136度17分22.3秒
三重県指定天然記念物(1963年9月12日、「豊浦神社社叢」として境内林全体を指定)
撮影年月日 2009年10月11日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)2005年10月11日、2つの町が合併して紀北町誕生。旧行政区は北牟婁郡紀伊長島町





 現在の国道42号は道瀬と三浦の2集落を道瀬トンネルで結んでいるが、国道とは別に、海岸沿いを走る道もある。この道は、トンネル開通前の旧国道だったのだろうか。
 ここには、素晴らしい海岸が広がっている。海水浴シーズンには混み合うことだろう。広い駐車場もある。

画像:豊浦浜
 豊浦神社の前方には美しい海岸が広がる

 豊浦神社は、駐車場のすぐ横。
 祭神の仲哀天皇(日本武尊の子、神宮皇后の夫、応神天皇の父)は、かつてこの地を訪れ、美しい風景と敦厚な民情を喜んで、しばらく滞留したと伝承されているらしい。没後、天皇の遺徳を偲ぶ人々が創立したのがこの神社の始まりだという。(案内板より)
 境内には、カゴノキ、ヤブニッケイなど、さまざまな暖地性の樹木が林立する。バクチノキ、バリバリノキという名の木もある。
 そのなかの頭領が、このクスノキ。石段脇、境内のほぼ中央に立って、四囲を睥睨している。
 全体に石段側に傾き、樹形は少々アンバランスだが、樹肌は滑らかで、樹勢も良好。
 当分は王者の座を譲りそうにない。
 
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