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名称 栃原の高野槙 (とちばらのこうやまき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 コウヤマキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 4.7m(注2)
推定樹齢 伝承400年(注3)
所在地の地名 島根県益田市匹見町石谷(栃原)(注4)
〃 3次メッシュコード 5131−67−44
〃 緯度・経度 北緯34度32分24.6秒
東経131度55分59.3秒
益田市指定天然記念物(1982年11月18日指定)
撮影年月日 2016年3月28日
注1)益田市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ(細かいことを言えば、天然記念物としての名称は「栃原の高野槇」で槙が旧字になっている)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)案内板によれば「江戸時代の初めごろ、高野山に参詣したおり、記念として持ち帰り植えられた」とする口伝があるようなので、そこから計算すると、およそこうなる
注4)2004年11月1日、益田市に合併。旧行政区は美濃郡匹見町
コウヤマキがある栃原集落は、匹見川(ひきみがわ)の支流石谷川(いしたにがわ)のそのまた支流栃原川(とちばらがわ)の右岸。
詳細は忘れてしまったが、国道488号〜石谷川沿いの市道と進んで行くうちに、コウヤマキへの案内表示が出ていた。あとはそれに従い、自然に栃原集落に着いた。(集落と言っても、家は何軒もない)
集落に近づくと、背後の斜面にコウヤマキの樹影が見える。もう少しだけ車を進めると、左手にコウヤマキへの道がある(徒歩道)。
コウヤマキは全部で3本あり、最も高い位置に立つ個体が最も大きい。
すらっとした姿のコウヤマキをよく見るが、このコウヤマキは、枝が密集して伸び、どちらかと言えばずんぐりした印象。
幹に修復痕がいくつか見られる。丁寧に修復されている。大切にされているのだろう。
樹勢も良さそうだ。
島根県内では最大のコウヤマキである。(2016年3月現在。環境省巨樹データベースによる) |
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