ページタイトル:川中のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:川中のクスノキ_1

画像:川中のクスノキ_2
名称 川中のクスノキ (かわなかのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 32m(注1)
目通り幹囲 6.9m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 愛媛県伊予郡砥部町川登(かわのぼり)(川中)
 〃 3次メッシュコード 5032−46−54
 〃 緯度・経度 北緯33度43分03.3秒
           東経132度48分10.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年5月17日


注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 国道379号で砥部川を遡る。川登に入ると、途中の集落名が川下、川中、川上と変化してゆく。
 その川中集落。臨済宗妙心寺派円誓寺の対岸に、代々川登村の庄屋を務めた旧家がある。砥部町というと砥部焼が有名だが、かつては山から出る陶石を粉砕して陶土を作る水車業を一手に担っていた家である。
 クスノキはお屋敷の中、砥部川に面して立っている。対岸からは、繁る葉に隠されて、幹の様子がよく見えない。それで、失礼を顧みず、お屋敷内への立入許可を願った。(快諾して下さったことに感謝)
 立ち上がってすぐ多数の大枝に分かれている。その殆どが今も健全である。陽光を求めるため、砥部川の方に向かう枝が多い。水平に長く伸びた枝の先端は、水面に届きそうなくらい。
 現在でも伊予郡一の大クスノキだが、この樹勢なら、今後まだまだ大きくなりそうに思われる。
 
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