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画像:鎮守府八幡宮のスギ(幹と並ぶ) 名称 鎮守府八幡宮のスギ
    (ちんじゅふはちまんぐうのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 24m(注1)
目通り幹囲 6.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岩手県奥州市水沢佐倉河(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5841−61−11
 
〃 緯度・経度 北緯39度11分05秒
           東経141度08分13秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年8月3日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)2006年2月20日、2市2町1村が合併して奥州市誕生。旧行政区は水沢市





 胆沢川が北上川に流れ込む辺りの右岸に、坂上田村麻呂が造営し、のち、鎮守府の機能を有した胆沢城の遺構(国史跡)が残っている。
 城跡を中心に、ほぼ方形の道路が走っている。自動車がすれ違えない、幅の狭い道である。この道は基底幅3mの築地塀の跡と考えられている。
 地形図を見ても、この道が他と違うことは想像できる。なぜなら、水沢周辺の道は、碁盤目に切られてはいるが、南北線・東西線ともに、正確な方角からは反時計回りに少しずれている。それが、この道だけは、ほぼ正確に東西南北に切られているからである。
 その中心部から見て、鬼門に当たる位置にあるのが鎮守府八幡宮である。この神社も胆沢城同様、古い歴史を持っているのであろう。
 大杉は社殿に向かって左後方。根際は3本の幹が捩れ合っているような姿だが、上部は紛れもなく1本。
 何が原因でこのような姿になったのだろうか。
 
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