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湿地の対岸からの眺め |
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名称 熊野神社のケヤキ (くまのじんじゃのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 8.4m(注2)
推定樹齢 不詳
所在地の地名 長野県飯山市照岡柄山
〃 3次メッシュコード 5538−33−76
〃 緯度・経度 北緯36度59分01.3秒
東経138度27分04.9秒
飯山市指定天然記念物(1997年1月20日指定)
撮影年月日 2002年10月13日
2010年10月22日
注1)飯山市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)現地の案内板による
高原の湿地に、4分の1円の扇形のような形で迫り出した一角があり、そこに大ケヤキと小さな石祠がある。
ケヤキは、2方に大枝をひろげ、幅の広い樹冠を形成している。広々とした空間に重量感のあるマッスが陣取っている感じで、見ていて気持ちがいい。
もとは裏側にもう1本、同規模の大枝が伸びていたようだ。今はその跡が空洞になっている。以前は、今よりさらに重量感があったわけだ。
しかし、幸いなことに、大枝の欠損は樹勢にあまり影響しなかったらしい。残った2本は大きめの葉をたっぷりとつけ、元気そのものである。
訪れたのは秋晴れのさわやかな日。湿地ではオギの穂が陽光を受けて輝き、間近に見える県境の山々は、冬を前に穏やかなひとときを楽しんでいるように見えた。 |
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