ページタイトル:寺屋敷のツキ 当サイトのシンボル

画像:寺屋敷のツキ

画像:寺屋敷のツキ(遠景)
名称 寺屋敷のツキ (てらやしきのつき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ケヤキ
樹高 24m(注1)
目通り幹囲 6.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 青森県三沢市谷地頭
 〃 3次メッシュコード 6141−12−68
 〃 緯度・経度 北緯40度48分19.1秒
           東経141度21分31.3秒
三沢市指定天然記念物(1977年5月27日指定)
撮影年月日 2009年8月18日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 小川原湖東岸に沿って延びる県道170号(天ヶ森三沢線)を北に向かうと、八幡を過ぎたところで右手の林内に豊受大神を祀る神社がある。
 その辺りで左手に注意すると、「大木群」と題した案内板がある。そこが「寺屋敷のツキ」への入口である。県道沿いに同じような風景が続くため、ちょっと見つけにくいかも知れない。
 県道には駐車場がないので、ぐるっと背後に回った。県道と小川原湖の間には、畑が広がっている。農道の少し広くなった路肩に車を停めさせてもらった。
 改めて、県道から徒歩でケヤキに向かう。この道を歩く人は少ないようだ。草が伸びかけている。ケヤキは林を抜ける一歩手前。その先で空が開けていた。
 近年、重要な大枝を失ったようだ。しかし、まだ大枝が多く残り、大きな樹冠を戴いている。失われた枝の付け根にあたる表皮の欠損部分から腐朽が進行しないよう修復した痕も見える。樹勢も悪くなさそうだ。
 寺屋敷の名は、元亀元年(1570)に開山し、現在は五戸町にある専念寺が、それ以前はここにあったと伝えられているから。
 よほど昔のことだったのだろう。今は、まったくの樹林と化している。
 
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