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名称 寺久保の大銀杏 (てらくぼのおおいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 7.7m(注2)
推定樹齢 500年以上(注3)
所在地の地名 岩手県二戸市下斗米字寺久保
〃 3次メッシュコード 6041−31−49
〃 緯度・経度 北緯40度17分16.0秒
東経141度14分36.1秒
二戸市指定天然記念物(1973年4月1日指定)
撮影年月日 2006年7月31日
注1)設置者名・設置年月とも不詳。多分、二戸市教育委員会が設置したものと思われる
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による
県道32号(二戸田子線)の北に立つ。単幹の大イチョウである。
ここは曹洞宗聖福院の旧地なのだが、現在の聖福院からは西に700mほど離れている。周囲は開けた農地で、県道からもイチョウの雄姿がはっきり認められる。
聖福院の開創は延文5年(1360)。当初は天台寺末だった。のち祝融に見舞われて、現在地に移転再建されたらしい。イチョウは移転までの間に植えられたと思われる。
このイチョウにも乳授けの信仰があった。気根の先から出る樹液を飲むと母乳の出が良くなる、と伝えられていた。先端を傷つけて、樹液を出させたものであろうか。 |
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