ページタイトル:鉄砲小路の木斛 当サイトのシンボルマーク

画像:鉄砲小路の木斛 名称 鉄砲小路の木斛 (てっぽうこうじのもっこく)
名称の典拠 「くまもとの老樹名木ガイド資料」(注1)
樹種 モッコク
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 2.5m(注2)
推定樹齢 350年(注2)
所在地の地名 熊本県菊池郡菊陽町原水(はらみず)(鉄砲小路区)
 〃 3次メッシュコード 4930−26−46
 〃 緯度・経度 北緯32度52分32.1秒
           東経130度49分26.8秒
菊陽町指定天然記念物(1980年7月1日指定)
撮影年月日 2026年3月16日

注1)天然記念物指定名称は「鉄砲小路鳥栖家の木斛」
注2)「くまもとの老樹名木ガイド資料」による





 JR豊肥本線原水駅の北西約700m。県道311号(新山原水線)に町道がぶつかる丁字路の角に立つモッコク。
 私有物のモッコクで、生垣の内側に立つのだが、道路からも姿がよく見えるので、所有者にお断りせず撮影させていただいた。(すべて道路から撮影。無断撮影についてはどうかご容赦を)。
 モッコクは庭木として比較的人気がある樹種である。
 Wikipediaによると、「江戸五木」というのがあるそうで、それらは徳川時代の江戸で造園木として人気があった樹種らしい。モッコク、アカマツ、イトヒバ(ヒヨクヒバ)、カヤ、イヌマキが該当するという。
 いずれもかなり大きくなる樹種だが、江戸時代にお金をかけて木を植えようというくらいの家柄ならば、庭もずいぶん広かったのだろう。
 そのなかではモッコクが一番大きくなりにくい。
 訪問時現在、環境省巨樹データベースには幹囲3mを超えるモッコクが7本登録されているが、少なくともそのうちの1本は既に無く、また、実際はデータよりもかなり細いものもある。合体木と思われるものもある。
 明らかに単幹樹であるこのモッコクは、なかなかのものなのである。
 所有者の鳥栖家は昔からの名家のようで、加藤家配流の後、熊本藩の初代藩主となった細川忠利(ほそかわただとし、1586〜1641)が鳥栖家に立ち寄った際、すでにモッコクはあったと伝えられているそうである(推定樹齢と合致しないが…)。(菊陽町公式ウェブサイト中の文化財紹介ページによる)
 なお、この辺りの昔の風景や状況について、「くまもと緑・景観協働機構」のウェブページが詳しく紹介していて興味深く拝見した。
ボタン:熊本県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る