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画像:一里塚のケヤキ_1


画像:一里塚のケヤキ_2
名称 一里塚のケヤキ (いちりづかのけやき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 9.6m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 青森県上北郡七戸町森ノ上(注3)
 
〃 3次メッシュコード 6141−01−83
 
〃 緯度・経度 北緯40度44分42.1秒
           東経141度10分26.0秒
七戸町指定天然記念物(2005年2月1日指定)
撮影年月日 2005年8月2日(左写真)
        2013年8月24日(少し大きめの画像)

注1)天然記念物指定名称は「天間舘のけやき」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)2005年3月31日、旧七戸町と天間林村が合併し、新七戸町となった。合併以前の地名は上北郡天間林村天間舘森ノ上





 江戸日本橋から数えて第175番にあたるという一里塚上に立っている。塚そのものは2mほど土盛りされただけだが、地形的に少し高くなっているので、大ケヤキは良い目印になったことと思われる。
 この一里塚の築造時期は、慶安2年(1649)〜承応元年(1652)頃と推定されているようだ。青森県指定史跡である。
 江戸時代の一里塚には、しばしばエノキなどの樹木が植えられた。仮に実生後10年ほどの苗が、一里塚の築造と同時に植えられたのだとすると、ケヤキの樹齢は360〜370年ということになるだろうか。
 ケヤキは、ごらんのように、根から幹にかけて優美な曲線を描いている。こうなると、どこまでが根で、どこからが幹なのか判然としない。
 標記の旧環境庁データは、地上1.3mで測定したものと思われる。従って、主幹はもっと細い感じだが、堂々たる大ケヤキであることに異存はない。樹勢も良さそうだ。
 広い範囲が木柵で囲われているが、多分、県史跡一里塚保護のためと思われる。ケヤキに触れることができないのは残念だが、ケヤキにとっては、お陰でふかふかの地面を与えられ、喜んでいることだろう。
 
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