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名称 中野の銀杏木 (なかののいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 7.6m(注2)
推定樹齢 300年以上
所在地の地名 青森県上北郡七戸町中野(注3)
〃 3次メッシュコード 6141−01−73
〃 緯度・経度 北緯40度44分10.1秒
東経141度09分45.5秒
七戸町指定天然記念物(2005年2月1日指定)
撮影年月日 2005年8月2日
注1)2004年12月30日に天間林村教育委員会が設置(注3)。「銀杏木」の読み方については、「いちょうのき」がよいのかも知れない。なお、天然記念物指定名称は「中野のいちょう」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)2005年3月31日、旧七戸町と天間林村が合併し、新七戸町となった。合併以前の地名は上北郡天間林村天間舘中野
国道4号と県道173号(乙供停車場中野線)の交差点近く、国道4号に面するコンクリートブロック垣の上に立つ。根元には小さな地蔵堂。
ここは、もとの奥州街道であった。
案内板によれば、寛政12年(1800)の「大日本国東山道陸奥州駅路図」に、このイチョウが描かれているという。また嘉永2年(1849)の松浦武四郎「鹿角日記」にも、往来する旅人の目印とされていたことが記されているという。ランドマークだったわけだ。
今は、幹が途中で切断され、背が低くなってしまった。少し離れると、その姿を認めがたい。
ランドマークではなくなってしまったが、今も樹勢は悪くなさそうである。 |
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