ページタイトル:天神森の椋 当サイトのシンボル

画像:天神森の椋_1

画像:天神森の椋_2
名称 天神森の椋 (てんじんもりのむく)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 21m(注2)
目通り幹囲 7.9m(注2)
推定樹齢 伝承700年(注2)
所在地の地名 熊本県菊池郡大津町町(上町)
 〃 3次メッシュコード 4930−26−29
 〃 緯度・経度 北緯32度51分26.7秒
           東経130度51分55.1秒
熊本県指定天然記念物(1963年7月23日指定)
撮影年月日 2011年8月2日

注1)1989年3月に熊本県教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 県道36号(熊本益城大津線)が白川を跨ぐ橋が空港大橋である。そこから上流側に向かって、白川には下戸橋、日暮橋と続く。その日暮橋のあたりから北に目をやると、大きなムクノキの樹冠が見える。それが「天神森の椋」だ。
 ムクノキへの入口は、町区公民館(下町に住む人は「上町の公民館」と呼んでおられた)のところ。
 案内板によれば、昔、ここに天満宮があったという。その社叢は天神森と呼ばれていたのだろう。もちろん、このムクノキが木々の頭領だったのだろう。天満宮がなくなってからもムクノキは人々の信仰心を受け継ぎ、「椋天神(むくてんじん)」「椋殿様(むくどんさん)」などと呼ばれて親しまれているようだ。
 かつて天満宮の森の一員であったムクノキだが、今はただ1本のみ。天満宮もなくなり、いまは個人の所有物。(きれいに周辺整備されていることに感謝)
 熊本県内では、最大クラスのムクノキである。 
 
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